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執筆者の写真Saori Fujiwara

成果主義なので気功にしました

更新日:2020年10月7日



会社勤めの方にはおなじみの成果主義。

実はこれ、ビジネスの世界だけではないと思うのです。


私も含めて、関西の人っていつも成果主義じゃないですか?

常に損得勘定し、元が取れることにこだわり、最小の努力で最大の利益を取ろうとする。

日常的に、当たり前に、損益分岐点を見据えていますよね。


「損して得取れ」と言って、周囲をドン引きさせたこともありましたが、

それは長期的利益を追求しただけです。

若くしてそういう判断ができ、事態を収拾できたのですから、

この性質を持っていてよかったと、ひそかに思ったものです。


さて、ビジネスの話ではなく、気功の話です。

どうして私がビジネスをしながら気功を続けられたかというと、

週一回わざわざ反対方向に通っても、元が取れたお稽古事だったからです。


色々なお稽古事がありますが、継続する理由として、

「そのお稽古をしている時が楽しい」とか、「仲間がいるから」など

それぞれ色々あると思います。


私の場合は、「このお稽古は、私の時間と労力、お金の元が取れているか。」

だったのです。

だいたい、仕事でへとへとになったら、ちょっとお酒でも飲んでガスを抜いて帰るか、

とっとと家に帰って早く寝るか。です。

そこに、誰かに勧められたからとか、流行っているからとかで、

予定を増やすようなことはしたくありません。


それまでのストレス解消は、外食、買い物、エステ、旅行やホテルステイでした。

ところが、気分は素晴らしく転換できますが、懐はどんどん寂しくなるわりに

効果が長持ちしない…

スポーツクラブにも行きましたが、プールは消毒剤で肌が荒れる。

時間に余裕のある方に、クラスやマシンが占領される。

あまり元が取れておらず、持続可能でないことがわかりました。


その点、気功は1回の飲み代にも満たない金額で、リセット、リフレッシュして

帰路につくことができました。あの爽快感はエステやスポーツクラブ以上でした。

睡眠もしっかりすっきりとれて、翌朝の目覚めはバッチリだったので、

その心地よさを求めて毎週通うようになりました。


で、続けていたら、いつのまにか不調が改善され、ストレスが消化されているというか…

仕事のストレスはあるとしても、ストレスに振り回されないようになっていたのです。


後で調べてみると、気功は瞑想のようなものなので、

身体だけでなく、脳内もリフレッシュする作用があることがわかりました。

目に見えない「氣」ですが、気功をしていると、エネルギーが増え、循環し、

体内を整えていたことが、「すっきり」という体感を生み出していたようです。


「不調がなくなって気持ちいい、元の取れるお稽古」として続けていましたが…

それ以上のお稽古事が見つからないまま、健康の優先順位が高い年代に入りました。


当初は教室では最年少の20代でしたが、早すぎることはなく、

スローエイジング効果もあったと思います。

美容面での気功の効果についてはまたの機会に…

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